日本経済新聞(2010年1月15日)夕刊


<1面記事=温暖化対策基本法案>

   再生エネルギー1割


         環境税、11年度導入探る


(その1)


   <「時時刻刻」の本文転載>


 政府が通常国会に提出する地球温暖化対策基本法案(仮称)の概要が明ら 
かになった。国内の温暖化ガス排出量を2020年に1990年比で25%、
50年に80%減らす目標を盛り込む。再生可能エネルギーのエネルギー供 
給に占める比率を20年に10%まで引き上げる。今月末には25%削減目 
標を国連気候変動枠組み条約事務局に提出し、温暖化対策に積極的な姿勢を 
国内外に示す考えだ。                         
                                   
 環境省は月内に地球温暖化問題に関する閣僚委員会で法案を提示。関係省 
庁と協議したうえで、3月上旬に国会に提出して成立を目指す。      
                                   
 法案には「主要国の公平で意欲的な目標での合意が必要」との前提を付け 
て25%削減目標を盛り込むほか、50年までに80%減らす長期目標も打 
ち出す。20年までにエネルギー供給に占める風力や太陽光などの再生可能 
エネルギーの比率を現在の1%強から10%に引き上げる方針も盛り込む。 
                                   
 削減に向けた対策として環境税の11年度実施に向けた検討を明記。排出 
量取引制度の創設も打ち出す。家庭などの自然エネルギーによる電力全量を 
電力会社が高値で買い取る制度も導入する。               
                                   
 政府は昨年12月に開いた第15回国連気候変動枠組み条約締約国会議  
(COP15)でまとめた「コペンハーゲン合意」に基づき、月内に25% 
削減目標を条約事務局に提出する方針だ。                


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