
オランダのコペンハーゲンで開かれているCOP15の会議は、12月18日、
世界のトップが集い、政治決着を付けることになっているそうだが、なかなか結
論に至るには程遠く、相当難航しているようである。それもそのはず、先進国は
途上国の参加を要求し、途上国は経済発展を阻害するような省エネなどは飲めな
いという主張で、議論は堂々巡りといった当然の成り行きといったところであろ
う。
我が国の立場といえば、9月の国連で首相就任間なしの鳩山首相が「2020 年までに1990年比25%削減」を表明したが、いまや諸外国からはお手並み 拝見といった冷ややかな目で見られているという。
さて、いまやCO2排出量世界一になった中国の出方を世界が注目するところ だが、なかなかしたたかな主張を繰り返していると報じられている。
COP15が始まる前の12月7日および9日付の朝日新聞で、この中国の地 球温暖化対策に関する取り組みが2回にわたる特集枠で報じられていた。中国の 内情を詳細に知る上で重要なレポートと大いに期待したのだが、中国が最も力を 入れているとされる原子力開発計画について朝日のこの大特集記事は一言も触れ ていない。大いに不満とするところだ。
よって、7日の特集記事は取り上げるが、9日の特集は参考にする程度で、詳 細に紹介することは遠慮した。