■これは同感できるG情報■


読売新聞(2010年12月10日)


<経済面記事>


   電圧低下 中電に損害賠償請求も


(その1)G研のコメント


 特に戦後の混乱期、1日のうちで停電しない日があるのが不思議なくらい停電 は日常茶飯事の時代の暮らしを経験した者にとって、瞬時に電圧が下がったり上 がったりするくらい何でもないじゃないかとお思いだろう。しかし、最先端の高 度な技術を扱っている工場などでは、その瞬時の電圧変化で大変な損害を被った というニュースである。

 パーソナルコンピューターのハードディスクは日進月歩、今日ではそのような ことはなくなったが、ほんの20年ほど前までのハードディスクは、雷がピカッ と鳴っただけで使用中のハードディスクは復旧不可能なダメージを受け、しかも メモリーは完全に消滅してしまった苦い経験をした方もいらっしゃるのではない だろうか。

 電圧を一定に保った電気、すなわち品質の高い電気の供給を負わされているの が今日の電力マンの務めなのである。停電など以ての外で、近くで送電線の工事 があっても、ほとんど停電の案内などもないのが普通だ。

 高品質な電力供給を強いられている一方、風まかせ、お天道さま任せの自然エ ネルギーによる発電設備でつくられた品質の悪い電気を高額で買わされているの も電力会社なのであることを忘れてはなるまい。

 数分から数時間の停電程度では一般家庭に及ぼす影響などないに等しいといえ よう。ましてや瞬時の電圧変化でも多大な損害を及ぼすなどといった記事に目が 止まることはないだろう。しかし、エネルギー問題を考える時、量の問題と同様、 品質も考えなければならないということを今回紹介した記事は認識させてくれる であろう。

               「G研」代表

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