■同感できるG情報■
<本文転載>
原子力発電への国民の理解を進めるために、国はどう予算を使うべきなの か。5月にあった「事業仕分け」で、原子力広報事業が取り上げられた。 「広告を見ると、料理を食べながら原子力の話をしている。飛躍している のでは」「見学会自体が目的になっているのでは。広報のための広報になっ てないか」 こんな指摘が相次ぎ、女性誌への企画広告や、原子力施設への見学ツアー が「廃止」とされた。 でも、国民は情報を必要としていないわけではない。昨年、内閣府が行っ た原子力に関する世論調査では、原発に不安を感じる理由に「国がどのよう な安全規制をしているか分からない」「国の原子力に関する情報公開や広報 活動が不十分という回答が、前回2005年の調査より増えていた。 原子力発電を見直す動きが世界的に広がる「原子力ルネサンス」が注目さ れているが、それも社会が受け入れてこそ。国民が求める情報は何か、それ をどう提供するのか。国も事業者も、国民本位の広報のあり方を考えてほし い。 (小堀龍之) |