日本経済新聞(2009年9月9日)

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  [世界最大級の太陽光発電所]

            米社、中国・内モンゴルで建設へ

                 能力、原発並み


(その2)


 <本文転載>


 世界第2位の太陽電池メーカー、米ファーストソーラーは8日、中国・内 
モンゴル自治区オルドス市に世界最大級の太陽光発電所を建設すると発表し 
た。2010年6月までに着工し、4期に分けて19年までに順次完成させ 
る。最終的な発電能力は200万キロワットと原子力発電所に匹敵する規模 
となる予定。中国市場を開拓し、世界最大手の独Qセルズを追撃する。   
                                   
 オルドス市政府と建設契約に向けた覚書を交わした。同市の砂漠地帯にあ 
る65平方キロメートルの用地に発電所を建設。資材工場の建設も検討する。
総投資額は非公表だが、米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は同様の発 
電所を米国内に建設すれば50億ドル以上に上る可能性があるとしている。 
                                   
 ファーストソーラーは「薄膜型」を手がける。太陽電池の主流である「結 
晶シリコン型」より製造コストが安いのが武器で、米政府支援策も追い風と 
なり、事業規模を広げている。米調査会社ディスプレイサーチによると、0 
9年の太陽電池セル(発電素子)の世界市場(生産能力ベース)は前年比5 
6%増の1700万キロワットで、13年には4200万キロワットに増え 
る見通し。                (シリコンバレー=岡田信行)