「人口6億人==資源生産性を高めよう」
朝日新聞が社説の一つとして「世紀を築く」と題するシリーズを主に日曜日の紙面で組んでいる。2月13日に掲載の「世紀を築く」第29番は、「人口60億人」がキーワードだった。
我々がエネルギー資源問題や食糧問題を考える場合、いずれも全地球的に捉えなければならないことはいうまでもないが、なかでも地球上の人口がどうなるかは、最重点に考えなければならない問題である。つまり、人口、食料、エネルギーは常に連動しているのだ。また、これらは、地球環境、平和といった問題まで密接につながっているのである。
これほど重要な「人口問題」を朝日新聞が取り上げたことは、日頃何かと批判しているマスコミのリーダーに対し、今回ばかりは高く評価せざるを得ない。何でも国連の推計によると、2050年には89億人に達する見込みだと言う。昨年末、世界の人口は60億人に達したから、今後半世紀で約1.5倍になりそうだということだ。
例によって、本来なら当の社説の全文を掲載したいところだが、朝日の主張の中でもとりわけ「同感」できる「棒線」部分を抜き出してみよう。