人と自然が調和する浜松に
浜松は、車やオートバイ、楽器など近代産業のメッカとして栄えてきたが。いままた21世紀の国際都市として大きく変貌しようとしている。
浜松の歴史は徳川家康の築城にはじまるが、近年はテクノポリス構想とともに、国際コンベンション・シティ・プランの推進など、歴史・文化・産業が調和した都市を目指している。そして最近、浜名湖や館山寺の玄関口として景勝・名所・旧蹟にはこと欠かない浜松に、またまた近代的設備の名所・テーマパークがお目見えした。
「フルーツパーク」は、市の北部・都田地区に今年の10月1日オープンしたばかりである。果樹農業の振興と、フルーツをテーマにした新しいタイプの農業公園、というのが公園の運営者・浜松市のふれこみだ。総面積は43万平方メートル。東京ディスニーランドにほぼ匹敵する面積だ。
ゲートをくぐれば、すぐに「出会いの広場」があり、近くには、トロピカルドームや熱帯果樹温室、フルーツパーラーなどが点在する。他にも「こもれび広場」や「ふれあい市場」など、名称もなかなかこっている。
敷地内を縦貫する県道にまたがる「フルーツ大橋」を渡れば、広大な果樹園が見えてくる。ウメ、ミカン、リンゴ、イチジク等、国内で産出されるあらゆる種類の果樹が植栽されている。開園に合わせて4年前から植栽したそうだが、今年はリンゴの初成りで、自然のまま袋をかぶせず、太陽の恵みいっぱいに輝り映えている。ときおり聞こえる爆発音は、近在の農家がカラス撃退のためプロパンの爆発装置をならしているのだそうだ。
「フルーツパーク」へは、JR浜松駅から同所行きバスで約50分、掛川から天竜浜名湖鉄道で約70分。
写真=果樹農業の振興を目的にしたテーマパークのエントランス付近は展望台から一望できた。
●自然との調和
●さまざまな果樹を育てる
