オーストラリアで日本に一番近い国際空港があるのがケアンズである。成田から約7時間のフライトで到着するから、ケアンズにまず立ち寄る日本からの旅行者も多い。
 ケアンズ自体は、人口10万人ほどの小さな街だが、赤道にも近く、常夏のリゾート地として、近年とみに、発展してきた。老後の永住地としての高級な別荘地も海岸沿いに立ち並んでいる。

 もともとケアンズは砂糖の積み出し港として発展した。それが、近くにグレート・バリア・リーフという世界的にも有数の規模を誇るサンゴ礁が見つかってからは、その玄関口としての役割に一変した。また、サンゴ礁に限らず、オーストラリア大陸各地に散在する数多くの景勝地への中継点でもある。