
原子力発電でウラン燃料を燃やすとプルトニウムが生成され、ここでできたプルトニウムの一部がウランと同じように燃えています。
現在のウラン燃料による発電においても、発電量の約3割が、プルトニウムによるものです。

MOX燃料を使用すると、従来のウラン燃料と比べてプルトニウムの燃える割合が多くなりますが、現在ある軽水炉で、炉心に装荷するMOX燃料の割合が1/3程度までの範囲においては、ウラン燃料のふるまいはウラン燃料と大きな差がなく、ウラン燃料と同様に原子炉の安全性を確保できます。
なお、MOX燃料とウラン燃料の特性に多少の差がありますが、それはこれまでに得られた経験・データ等から把握されており、十分な安全性を確保して利用することが可能です。
日本はこれまでに軽水炉で合計6体のMOX燃料使用実績があります。その結果、MOX燃料はウラン燃料と同等の健全性が確認されています。
なお、原子炉の型式は違いますが、動力炉・核燃料開発事業団の新型転換炉「ふげん」では、これまでに600体以上のMOX燃料を問題なく燃やしており、安全性には十分な実績があります。
日本における軽水炉のMOX燃料使用実績


出典:電気事業連合会「プルサーマル計画についてお話しします」