アーティクル番号9
書き込み日時1997/03/11 15:30
発言者SECRE. (ENG0020)
アーティクル行数40
タイトル知りたい情報の提供もNETの役割/回覧板・8/92.04.01




電脳回覧板 No.8

         知りたい情報の提供もNETの役割


 エネルギーの消費量が相変わらず伸び続けています。1973年の第一次オイル
ショック前のような急激な伸び率ではないにしても、上昇していることは確かなよ
うです。その当時から省エネルギーの重要性や、地球環境への影響などが声高に叫
ばれてきて、無駄な消費は差し控えようという気運は、みんなの心の中に芽生えて
きたと思うのですが、人口が激減でもしない限り減ることはないでしょう。

 エネルギーの中でも、特に電力の伸びはすさまじいものがあります。1年を通し
て、また、1日24時間を通して、その消費量に大きな波があるのも、電力の悩み
です。電力消費のピークに合わせて発電設備を先さきにつくっていかなければなら
ないところが、電力のもう一つの悩みです。

 新しい発電設備、つまり発電所の建設は、予測される電力需要の伸びとは大きく
かけ離れて進んでいない、と関係者は頭をかかえています。発電所の建設可能な地
点の地元からなかなか了解されないのが、その進まない最大の原因です。

 では、なぜもっと理解される努力を、ということになりますが、現実には、国の
行政機関も電力会社も広報予算を毎年組んで頑張っています。特に原子力の広報予
算は、世界の先進国と比べてもダントツの多さといわれています。ところがその効
果がまだ目立って上がっていないのが実情です。

 この「エナジーNET」も原子力広報の一翼を担っている、という気構えで、国
や電力会社の広報のお手伝いをさせていただいています。しかし、私たち事務局の
スタッフの本心は、エネルギー問題や環境問題等をよりよく知るということは、国
や電力会社のためというよりも、私たち国民一人ひとりのためだという信念をもっ
て当たっています。

 国民の知りたい情報を提供する、国民の素朴な意見や疑問に応える−−広報の原
点だと思うのですが、わが国の、特に原子力広報には、この点が欠けているように
思われます。今日までまだ十分に理解されない原因が、ここにあります。

 パソコン通信を通じて、このエネルギー広報の欠けているところを補完していき
たい−−「エナジーNET」事務局スタッフの心からの願いです。