| アーティクル番号 | 6 |
| 書き込み日時 | 1997/03/11 15:30 |
| 発言者 | SECRE. (ENG0020) |
| アーティクル行数 | 42 |
| タイトル | 君の名は的メロドラマは適さない/回覧板・5/91.07.01 |
電脳回覧板 No.5
「君の名は」的メロドラマは適さない
「エナジーNET」の親団体の一つ、「エネルギーと暮らし・市民の会」が、こ
のたび創立10周年を迎えられたとか、心からお祝い申し上げます。
思い返せば、丁度3年ほど前の1988年5月、「市民の会」が購入した最初の
パソコン<PC9801−VX>によって始めたのがパソコン通信の始めです。そ
れがのちの<エナジーNET>開局につながってきたというわけです。
購入当時は、公のホスト局、例えば、「朝日サイエンスNET」「ニフティーサ
ーブ」「PC−VAN」等にアクセスし、恐る恐る書き込みをしたものです。始め
は、書き込めているかどうか心配で、何度も何度も自分の書き込みのところを見直
しました。
最初は正確に書き込めただけで大喜び。ところが段々他の人たちからの反応が待
たれるようになりました。自分が書いたものに、誰かが反応した書き込みが出てい
る−−パソコン通信に参加する喜びが込み上がってきて、心底嬉しくなったことが
懐かしく思い出されます。NETを通じた見知らぬ人たちとのコミュニケーション
の始まりです。
世界平和のためにも色々な国の人たちと常日ごろから対話をもて、といわれてい
ますが、最近では、なかなか同じ国の人といえども、対話が難しい時代です。「東
京砂漠」「隣はなにをする人ぞ」といった言葉が流行したように、大都会に住んで
隣人と親しくなることすら珍しい時代です。
パソコン通信では、面と向かっての対話ではありませんから、時には誤解を生む
こともあります。また、必ずしも本名を明かして参加しているわけではありません
から、思わぬところで尻尾(しっぽ)が出て気まずい思いをすることもあります。
それだけNETは、社会の縮図そのものともいえましょう。
しかし、パソコン通信は、時には対話不足という現代の風潮をぬぐい去り、都会
生活に潤いをもたらしてくれます。お酒を飲んで口角泡を飛ばす議論は、もう好ま
れません。ある意味では、さめた議論、テンポのある対話が求められているのです。
若者の恋愛もしかりです。はっきり言えることは「君の名は」的メロドラマは、
パソコン通信時代には適さないということです。