| アーティクル番号 | 18 |
| 書き込み日時 | 1997/03/11 15:30 |
| 発言者 | SECRE. (ENG0020) |
| アーティクル行数 | 45 |
| タイトル | 重要なことは情報の内容と質と量/回覧板・17/94.08.01 |
電脳回覧板 No.17
重要なことは情報の内容と質と量!
情報が極端に不足したり、正しく伝わらなかったりすると、その情報源は誤解を
生むことになりかねません。しかも、その情報源から故意に、十分かつ正確に情報
を流さなかったりすると、周辺からはだんだん信頼を失うことになります。
この状況を如実に現している例が、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の情報で
す。
故金日成(キム・イルソン)主席が亡くなられたニュースが国内はもとより、世
界に流れたのは、亡くなってから36時間も経(た)ってからでした。それは何故
(なぜ)か?後継者と見られている金正日(キム・ジョンイル)氏の人となりにつ
いての情報は、まったくといっていいほどありません。これは何故か?
金主席の死亡情報が遅れたことにより、暗殺説さえ飛び交いました。また、金正
日氏が極力西側諸国の要人と会って意見交換など、積極的にしなかったことで、後
継者の考え方や人となりが分からず、今後この国がどういう方向に行こうとしてい
るのか、予測もつきません。
こういう状況は、この国の人々にとって不幸なことです。どこの国であろうとも、
他の諸国と国交を断って豊かな国民生活は保証できないはずです。だからこそ、故
金主席は、米朝高官会議の再開を約束し、南北首脳会談さえようやく了承して、そ
の日程も決定したところでした。
21世紀は「情報化社会」といわれ、マルチメディアなど、その情報伝達の技術
開発プロジェクトが、日本やアメリカなど技術立国では、錯綜(さくそう)してい
ます。
アメリカのゴア副大統領が提唱しているハイウェー光通信網の敷設プロジェクト、
また、日本では各省庁が競争して行っている大型コンピューター通信綱の整備計画
が、最近目立ってクローズアップされています。しかし、これらはいずれもハード
面での開発計画が先行していて、ソフト面の整備計画の輪郭が見えてこないのは、
残念です。
<信頼を得るための情報の公開>には、新聞でも、テレビでも、ラジオでも、も
ちろんパソコン通信でもよろしいわけです。つまり、伝達の方法、メディアは、極
論すれば何でもよいではありませんか。重要なことは、公開する情報の内容と質と
量であると考えます。情報の流れを調節したり、フィルターにかける社会の権力は、
絶対いけません。