アーティクル番号16
書き込み日時1997/03/11 15:30
発言者SECRE. (ENG0020)
アーティクル行数55
タイトル原点に戻って対話を広げる努力から/回覧板・15/94.02.01




電脳回覧板 No.15

         原点に戻って対話を広げる努力から


 いま日本は、バブルがはじけ、長期不況の試練に晒(さら)されています。

 さてそうなりますと、マスコミをはじめ、経済評論家といわれる人たちまでも、
いわゆる「魔女狩り」を躍起となってはじめます。例えば、

「大蔵省が後ろ盾になってくれていることをいいことに大判振る舞いをした都市銀
行が悪い」

「ちゃんとした都市計画も立てずに、どんどん悪徳不動産屋をのさばらした地方自
治体や国土庁が悪い」

はたまた、

「自動車などといった製造業までもが本来の仕事をおっぽり出して財テクに走った
のが悪い」

「国の重要な経済政策は官僚に任せ、ゼネコン汚職などに代表されるように、自分
の懐だけを肥やしてきた政治家、とりわけ自民党が悪い」

「その悪い自民党をバックアップし続け、甘やかてきた経済界が悪い」

「本来経営者と対決しなければならないはずの労働組合が、なれ合いの労使交渉を
してきたのが悪い」

「その悪い組合が永年甘やかしてきて、万年野党に甘んじて責任政党になれなかっ
た社会党も悪い」

「いやこれはそもそも日教組が牛耳ってきた戦後の教育を受けてきた年齢層がそろ
そろ各界のリーダーになるころになって、安定成長ができなくなった」

「若者も悪いが、今の年寄りは元気すぎて、なかなか一線を退かない。これでは下
から上がれないで動脈硬化を起こしているのも無理はない」

「そんなことをいえば、最近、女性が社会にのさばってきたのも大いに問題がある
よ」

 というように、結局、この日本の不況を引き起こした悪者は、政界、財界、官界、
労働界、教育界、そして老若男女すべてが悪いことになって、堂々巡りをしている
だけです。これでは不況脱出の解決策を見つけるところにはとうてい行き着きませ
ん。

 混迷した状況のいまになって気づくことは、やはり、水平方向に広がるコミュニ
ケーションの欠如でしょう。とりわけ、政府公報、企業広報の重要性がますます増
したのではないでしょうか。しかも、それは従来の、ワンウエーではなくツーウェ
ーのコミュニケーションが不可欠になると思われます。

 景気・不景気に関わりなく、「エナジーNET」は、今年も元気に頑張ります。