| アーティクル番号 | 14 |
| 書き込み日時 | 1997/03/11 15:30 |
| 発言者 | SECRE. (ENG0020) |
| アーティクル行数 | 41 |
| タイトル | これからの選挙運動は双方向通信で/回覧板・13/93.08.01 |
電脳回覧板 No.13
これからの選挙運動は双方向通信で
「政治改革」という言葉だけが一人歩きしている感の衆議院議員選挙は、ようや
く終わりました。結果についてとやかくいうつもりは毛頭ありませんが、宣伝カー
でがなり立てる選挙運動だけは、十年一日のごとく何の変化もなく、「改革」の一
かけらも見られませんでした。テレビのニュースワイド番組で少々ディベートらし
きものが見られるようになったくらいでしょう。
東西冷戦構造が崩壊した今日、統制経済か自由経済か、といったいわゆるイデオ
ロギーの違いがもうすでにないはずですから、各政党間の政策の違いに大差がない
ことには、理解できます。しかし、それにしても各党間に政策の違いがなく、際だ
った特徴がないなら、何のための政党なのか、政党政治の政治家を選択する有権者
としては、一番困惑するところではないでしょうか。
今回の総選挙では、テレビによるディベートが目立ちました。そこに出演した候
補者や政党の幹部の人となりが、言動だけではなく顔の表情などからも伺い知るこ
とができるのですから、ある程度成功したと思います。しかし、候補者への質問や
対話は、テレビ局側のキャスターを通してですから、もうひとつ「痒(かゆ)いと
ころに手が届く」とまでは行きません。
公示の日から投票日までが選挙運動ではあまりにも不十分でしょう。常日ごろか
ら政治家と有権者との対話が大切です。ある政治家は、毎週末地元へ帰って後援会
の人たちと精力的に付き合っています。また、別の政治家は有識者などと定期的に
勉強会を開いて人脈を開拓しています。また、少し有名になれば、テレビ番組に出
る機会も増え、全国的に顔が知られるようになります。
国民ももっと政治に積極的に参加しなければなりませんが、政治家ももっと国民
の中に入ってくる努力をしなければなりません。といいましても、一人の政治家が
限られた時間に会って話ができる人数は限られていますし、政治家のすべてがどん
どんテレビに出られるとは限りません。
そこで登場させなければならないメディアとなると、「パソコン通信」です。そ
れぞれの政治家と双方向でコミュニケーションができるネットワークがあって、い
つでもどこからでも直接対話ができる、これももうひとつの政治改革ではないでし
ょうか。