爆弾がプルトニウムでなく、盗まれた濃縮ウランから作られる場合は、ウランの加工は比較的簡単であっても、このタイプの爆弾を作り上げる技術は非常に複雑になります。
また、プルトニウムの爆発物としての潜在的有用性は、さまざまな物質を混合することによって減少することができます。というのは、これらの物質は、化学的に除去することが難しく、またプルトニウムを放射線学上からも不純なものにするからです。このような混合物は、プルトニウムを爆発物にすることをさらに難しくしています。とはいえ、商業用核燃料サイクルから生じるプルトニウムは、それだけで爆発材料として用いることが非常に難しいのですが、不純物を混合してその難しさをさらに高めても、そのプルトニウムを兵器に用いることを完全に不可能にするわけではありません。しかも、再処理されたプルトニウムに不純物を混合するということは、時にはそれを燃料に製造する過程に従事する作業員が受ける放射線の量を増加させることにもなります。