〈Q〉 爆発物を作るのには、これらの物質をどのくらい必要としますか。
<A>
最低限の絶対必要量は、金属プルトニウムで約4kg、93%の高濃縮金属ウランで約17kgです。核爆弾を作り上げるための知識、ハードウェア、特殊物質、そしてある種の特殊技能も必要になります。ウランまたはプルトニウムが酸化物(燃料であるときの分子構造)またはその他の化合物であるときは、より多くの量が必要となります。
また、商業用発電炉に使われるプルトニウム(非兵器用級)またはウラン235で93%以下の濃縮ウランの場合もより多くの量を必要とします。あるタイプの爆弾が実際上作動し得る濃縮レベルは、ウラン235で約20%以上です。ですから、現在運転中の原子力発電所の大部分を占める軽水炉の燃料として使われる濃縮ウランからは、爆発装置は作れません。