軽水炉の燃料として用いられているウランは、核分裂性物質であるウラン235をわずかな分量しか含んでいないために、爆弾の直接的な材料とはなり得ません。
使用済み燃料が発電炉から取り出された時点では、その燃料自体極めて高いレベルの放射能を有していますから、使用済み燃料を直接取り扱うことはできません。そのため、それは発電炉から取り出されてからある程度放射能が弱まるまでの5年間は、転用に対して「自己防衛」または「保障措置」が作動しているといえます。