<Q> 核物質の輸送ルートや処分場は、特別な条件で選定されるのですか。



<A> 

DOTは廃棄物の車両輸送を国道または各州が選定した道路に限定するという規制法を提案しました。この規制の目的は、輸送時間の短縮化にあり、輸送ルートの細部を限定するものではありません。

1980年、NRCは、NRCが承認したルート以外を利用する、使用済み核燃料の輸送はできない、と通達しました。この要求は、輸送依頼主と輸送業者が輸送ルートを事前に計画し、NRCにその承認をえることを求めたものです。そして、NRCの検査官はそのルートを自ら事前に車両走行して、そのルートが法の規制にあっているかどうか、緊急事故時に関係諸機関の適切な対応を確保できるかどうかを調査しています。

NRCは、法規制の妥当性に関する見解と、そのルートに沿った緊急対応機関名、輸送ルートを事前に公開してきました。しかし、このNRCの手続きは疑問視されています。何故なら、こういった情報は誰かがこの輸送を妨害しようとする時、どこでどうすれば最も効果的に妨害することができるか、を知るために利用される可能性があるからです。

現在列車輸送の特別ルートを規制する権限は、特別列車を使わない限り連邦政府にはありません。列車輸送は、レールの上以外走らないというように物理的に拘束されていますから、輸送ルートは、道路輸送に比べて限定されたものであり、改めて政府の規制を必要としないのです。