<Q> 放射性物質の輸送では、周辺の一般市民に危害を与えるようなことは起こりませんか。



<A> 

これらの輸送から放出する放射線の量は、自然環境から公衆が日常受けている放射線の量と比べて非常に少ないのです。この放射線の量は、輸送容器の適切な設計によって、公衆の放射線防護に関する国の安全基準内に維持されています。

何らかの事故が被害をもたらすかもしれませんが、その被害は一般公衆が気がつく程大きなものではありません。交通事故の99.5%以上は、容器の強度を脅かす程のものではありません。公衆に影響を与えるかもしれない事故が起こる可能性はまったくないとはいえませんが、ほとんど起こらないといえます。

実際の使用済み燃料輸送容器を使ったテストの結果、その中の放射性物質がもれ出ないことが証明されています。テストでは外形に損傷を受けても容器の密封性は完全に保たれていましたから、放射能のもれはまったくありません。


使用済み燃料の輸送用キャスクを積んだトラックの衝突テスト(原燃輸送(株)提供)