<Q> 現在行なわれている輸送方法は、すべて安全だとは一概にいえませんが、輸送方法をさらに改良する研究努力が続けられているのですか。
<A>
続けられています。現在使われている方法で明らかに非常に安全だとされたものに対してさえ、輸送システムをより向上させるためのいくつかの研究開発が今も続けられています。この研究の目標は、新しい考えや新しい方法、新しい材料、そして改善された手順を使って危険度を最少にすることです。例えばニューメキシコ州アルバカーキーにあるサンディア国立研究所で行なわれた研究は、使用済み燃料がトラックで輸送される途中、ニューヨーク市マンハッタン区を通過するとき、強烈な爆破攻撃を受けたらどのような影響が出るかを理論的に評価する、といったものでした。この分析によりますと、爆発そのものによる影響は別にして、漏れ出る放射線による最大の影響は、わずかに一人の人がガンで死亡する可能性があるという程度のものでした。
エネルギー省とNRCは次のような研究を行なっています。
・梱包設計技術と危険性評価方法の改善
・規則の厳密な施行のための準備
・緊急時対処能力の改善