<Q> どういった種類の核物質が輸送されているのですか。



<A> 

 核燃料サイクルにともなって、施設から施設へ輸送される核物質には一般に次の4種類があります。

  (a)核燃料の材料となるウラン鉱石や精錬ウラン(イエローケーキ)、
   六フッ化ウランなどといった原料
  (b)原子炉の運転に使われる新燃料
  (c)放射性の使用済み燃料
  (d)放射性廃棄物
現在、商業用原子力発電所から取り出された使用済み燃料のほとんどは、その発電所内に保存されています。以前には、(そして将来にも予想されることですが)、使用済みの核燃料は、再処理工場か貯蔵所、あるいは高レベル廃棄物処分場へ輸送されていました。現在は、政府所有原子炉および研究用原子炉の使用済み燃料のみが、再処理工場へ輸送されています。

病院、商業用原子炉、研究所、そして特定の工場から出る低レベルの放射性廃棄物は、認可された低レベル廃棄物処分場へ輸送されています。