〈Q〉 低レベル廃棄物の処分場はどこにあり、また、誰が管理しているのですか。
<A>
低レベル廃棄物の大部分の発生源が連邦政府の施設であるため、連邦政府はアメリカ国内に16ヶ所の処分場をもち、そのうち14ヶ所をすでに使用しています。これらのうち、サウスカロライナ州のバーンウェル、ネバダ州のビティ、ワシントン州のハンフォードは商業上の廃棄物の受け入れを行なっています。ワシントン州では住民投票に基づき、ハンフォードにおける廃棄物の受け入れをワシントン州内で発生した廃棄物にのみ限定しようとしたことがありますが、この住民投票は1981年に、合衆国憲法に反するものと判決されています。しかし、低レベル廃棄物はすべての州で発生するので、長期間にわたり、サウスカロライナ、ネバダ、ワシントンの3州のみに廃棄物の受け入れを期待することは現実的ではありません。このため、連邦議会では、各州がその低レベル廃棄物を地域ごとに処分するための取り決めを制定すべき、とした法律をすでに承認しています。この法律に基づき、現在多くの州で低レベル廃棄物問題を解決するため、近隣州との取り決め制定の努力が進められています。