核分裂から熱エネルギーが発生し、この熱エネルギーは水蒸気を発生させ、タービンを回転させて電気をおこさせるのです。核分裂はまた、高放射性の核分裂生成物を生じます。さらに、ウラン燃料中に存在するウラン238 は、プルトニウムに変換され、このプルトニウムはまた、炉内で核分裂してエネルギーを発生します。しかし、燃料集合体が原子炉から取り出された時点で、まだかなりの量のプルトニウムが核分裂をしないまま残されています。使用済み核燃料中に残存しているウラン235とプルトニウムのエネルギーとしての価値を考えると、初めに燃料棒が持っていた価値の約97%はまだ使用済み燃料の中に残っていることになります。